名前 |
大村市小路口古墳(鬼の穴古墳) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.8 |
この古墳の周りは私有地・私道に囲まれていますが、南側の私道は「古墳参拝者に限り通行可能」とされています。
説明板によると『この古墳は、古くから土地の人々により、「鬼の穴」と呼ばれてきました。
江戸時代に大村藩が編纂した藩内の総合調査書「郷村記」には、『鬼穴』として記されています。
この一帯に栄えた豪族の墓で、造られたのは、六世紀代(約1500年前)と推定されています。
盛り上げられた土の下の墓室は、横穴式石室といわれる形態のもので、入り口手前から羨道、前室、玄室と別れており、奥行きは約八メートルあります。
奥の玄室に遺体を葬っていたと思われます。
郡川を中心とするこの地域には、この様な古墳がいくつも散在していたようですが、開墾などにより現存するものは数少なくなっています。
市内に残る古墳の中では最も規模が大きく、長崎県内でも貴重な遺跡の一つです。
』ご記載されていました。
古墳の周囲に残った巨木の切り株が印象的でした。