名前 |
甘木熊野神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
甘木熊野神社は、西鉄甘木駅の北西450mほどの大牟田市甘木(旧三池郡銀水村大字甘木字門前)の山麓に鎮座している神社です。
旧社格は村社です。
鳥居は、寛延元年(1748年)の建立です。
道路沿いの狛犬は、明治41年(1908年)の建立です。
二対目の狛犬は、明治24年(1891年)の建立です。
石造随臣像は、明治25年(1892年)の建立です。
神社名ともなっている「甘木」という地名ですが、ア.(湿地)マ.(湖・沼・狭間)という意味があり、この地域は湿地帯で沼や池の多いため付けられたと思われます。
建長2年(1250年)に深堀氏が三池庄北郷内甘木村、深浦村の地頭になったとい記録が最古で、建武年間(1334~1335年)甘木紀伊守が甘木城を築城したとあります。
三池郡甘木村は、明治22年(1889年)唐船村、手鎌村、岬村、甘木村が合併して手鎌村となり消滅しました。
熊野信仰は、修験道や神仏習合の影響を受け古来より貴賎なく老若男女を受け入れ、熊野に詣でると現世後世安隠、病気平癒、夫婦和合、交通海上安全、厄よけに霊験あらたかといわれています。