名前 |
高島古墳群 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
高島古墳群高島山はかつて竹島と呼ばれており、干拓が行われる以前は八代海に浮かぶ島のひとつでした。
高島では4基の箱式石棺が見つかっています。
1号・3号石棺4号石棺は損傷を受けていますが、比較的残りの良い2号石棺は、砂岩の板石を組み隙間を粘土で埋めて造られており、石棺の内部には朱が塗られていました。
昭和60年に1~3号棺の調査が行われ、人骨・土器・鉄器などが出土しており、 4世紀後半のものと考えられています。
石棺は調査終了後、現地 に保存されています。
八代市内ではこのほかに産島や大鼠蔵島等のかつて 島であった所で、 砂岩製の箱式石棺墓群が発見されて おり、八代地方の古墳時代の特徴的な墓制の一つとい えます。