この寺には市内では珍しい五輪塔のお墓がある。
この寺には市内では珍しい五輪塔のお墓がある。
江戸時代初期の二代目川越藩主の酒井忠利には忠重という三男がいたそうで、下新倉村の領主になっていたそうだ。
その人のお墓がここにあり、五輪塔で造られているそうです。
五輪塔は本来は、真言宗の聖地である高野山で、五行を意味する❮地・水・火・風・空❯を表し、真言宗の本尊である大日如来を表現していたそうだが、一説には源頼朝のお墓になって以来、お墓として造られるようになったらしい。
五行説というのは古代中国の自然観で、本来は、木・火・土・金・水を指すのだが、それを仏教に取り入れる際に変えたらしい。
どのみち中国人の勝手な自然観だから日本人には合わない気がするんですよね。
嶺室雪大和尚(1650年寂)が開山、酒井壱岐守忠重が開基となり川越に創建、寛永年間に現在地へ移転したと云われています。
御本尊は釈迦如来像です。
和光市駅から徒歩で約15分、境内に駐車スペースがあります。
坐禅と写経をさせて頂きました。きれいなお寺で、とても優しい和尚さまがいらっしゃいます。いつか桜の季節にも伺ってみたいものです。
名前 |
壹鑑寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
048-461-1245 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.2 |
ここの井戸が湧水。
お寺の向かいの旧坂下湧水公園から湧水の小川がコンコンと流れ出ているのを見れば、この周辺一帯には豊かな水資源があることがよくわかる。