ヤマト政権が築いた古代山城で7世紀後半から10世紀...
八角形の復元建築が珍しくて面白い。
当時はどう運用されていたのか…隣接する資料館に説明ありました。
公園全体はかなり広いらしいのですがまだ鼓楼の辺りしかうろついてないので、時間ある時に歩き回りたいです。
ここに防人の方が常駐して、半島からの来襲に備えていたと思うと感慨深いものがありました。
お城跡というよりは砦跡のような感じです。
月曜日の訪問でしたが、併設の資料館は休館日でした。
古代山城です。
ちょっと前までは“朝鮮式山城”と呼んでいましたが、近年は“古代山城”で統一されているようです。
西日本に多くつくられた古代山城は、主に天智天皇の頃、白村江の戦いに敗れたことにより、朝鮮半島の新羅による侵攻の可能性を鑑みて、多くが建造されています。
記録が残るものも残っていないものもありますが、この鞠智城は数少ない記録の残るものです。
その上、多くの古代山城がその役目を終わった後も利用され続け、地域支配の拠点(役所的な)として9世紀まで利用されていたようです。
広大な古代山城のうち、公園化・整備されているのは基本的に南半分位になります。
八角形の鼓楼が目立つ丘の上から長者山・灰塚(最高所)の主要部と、その南側に広がる外郭線を巡ると、その規模の大きさが伺えます。
他の九州の古代山城に比べ、比高差が低いこともあり、充分徒歩で巡ることが可能です。
深迫・堀切・池ノ尾の各門跡をじっくり回るのもオススメです。
南側土塁には登ってませんが、写真を見るだに、良さそうな遺構です。
北側は、集落もあってそんなに分かりやすく整備はされていないよですが、そこそこあるようです。
余り暑くない季節に時間をかけて巡ってみたいものです。
歴史的な建築物なんですね。
この場所だけタイムスリップした感覚です。
周囲の山々の景色も良かった。
平日は駐車場も空いてます。
日本の城としては珍しい、大陸の影響を大きく受けた様な建築様式。
中に入る事は出来ませんが、入口から中を窺うことが可能です。
太古にこの様な巨大建築物を構築した、先人の知恵と労力に敬意を表するばかりです。
1300年前の古代の山城趾の遺構が残る。
建物は復元ですが、無料の資料館もあり、なかなか興味深いです。
広大な芝生があり、見晴らしもよく、さわやか。
少し歩くが、灰塚の展望台からの眺めは素晴らしい。
駐車場無料。
名前 |
鞠智城跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0968-48-3178 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
ヤマト政権が築いた古代山城で7世紀後半から10世紀中頃まで約300年存続していたらしい。
「続日本紀」など、国の歴史書にもある国の重要遺跡として平成16年2月27日に国史跡に指定。
発掘調査の成果に基づき、平成6年度から4棟の復元建物しています。
広々とした敷地にあり、天気が良い日は眺めも素晴らしい。
費用も掛からず、日曜日に伺ったにも関わらず人は少なく勿体ない公園だと感じました。
灰塚展望所からは雲仙普賢岳が見えました。