晩香廬は,渋沢栄一の喜寿を記念して贈呈された小亭(...
渋沢史料館のチケットがないと中に入れない。
閉館が16時と早いので注意。
洋風のバンガローだが和風のエッセンスが感じられる不思議な建物。
大正時代の建物は建築家がこなれていて違和感なく和洋折衷しているのが面白い。
晩香廬という名前もバンガローに漢字を当てたものだし。
国の重要文化財です。
渋沢栄一の77歳の喜寿を祝い、現在の清水建設が寄贈した建物。
1917年(大正6年)の竣工で応接間として使用されていました。
暖炉と応接間があります。
土足厳禁です。
渋沢栄一史料館の入場券で入館できます。
調度品を眺めて2~3分で出てくるような感じです。
【2022年11月6日(日)午後訪問】JR王子駅から徒歩で訪問。
渋沢栄一資料館のチケットがあれば見学可能。
美しい内装を観れる。
居心地の良さそうな空間。
見学は靴を脱いて靴下で見学。
夏場、サンダルで靴下を履いていない場合は、注意。
国指定重要文化財。
大正七年建築。
設計は田辺淳吉。
大正期を代表する名建築と評される。
数奇屋造を基調とし,そこに洋風建築の要素を取り入れたキメラ建築と言える。
全体的な配色はダークブラウンに統一されており,素朴かつ落ち着いた雰囲気が感じられる。
また,晩香盧は,日本のアーツu0026クラフツ運動の精神を具現すると紹介されることが多い。
アーツu0026クラフツ運動は,革・家具・織物・ガラス等々の職人のクラフトマンシップを重んじる運動のことで,大量生産品よりも職人によって作られたオーダーメイドこそが美しくて優れたもの,と考える美術工芸上の思想でもある。
現代においても「ニトリやIKEAで作られた家具よりも職人に造らせた一点物の家具の方が良い」という感覚はなんとなく理解できるものだろう(大量生産品を美しいもの・良いものとして評価するポップアートとは正反対に位置する。
)。
この思想は英国のウィリアム・モリスによって創始され,フランス,オーストリア,ドイツ及びアメリカなどにも波及。
田辺はオーストリアでこの運動に出会って感銘を受け,この晩香盧においてそれを体現させたのだという。
実際に,晩香盧の調度品は,日本の美術工芸家十一名(藤井達吉,津田青楓,川上邦世,近森岩太,石田英一、高村豊周,磯矢完山,福田直一,富本憲吉,河合卯之助,五代目清水六兵衛)に依頼されて製作されているそうである。
田辺は建物のイメージを職人らに伝え,晩香盧とマッチする様に作らせたのだとか。
しかし翻って考えると,晩香盧がアーツ&クラフツ運動を体現しているか否かは,以上の前提知識がないと容易に判別することができない話であろう(パッと見た瞬間に,素材・職人の腕の良さが分かる程の鑑識眼があるなら別だが。
)。
加えて,室内にそれらの調度品の殆どが展示されていないのであるから,尚更である。
ここまで来ると「果たして今の晩香盧は,アーツu0026クラフツ運動の精神を具現しているのか」という疑問を感じないでもない。
閑話休題。
晩香盧内のインテリアは,清水組(現清水建設)の設計士であった森谷延雄と清水巌が担当した。
二人とも一流の職人であり,この建物に相応しいだろう一点物の家具を拵えている。
個人的に,天井から吊るされたランプシェードを気に入った。
光を透過するほど薄く剥がした貝殻を接着して作ったらしく,オーロラ色に輝く内側がとても綺麗であった。
茶室の役割の建物なので、洋風山小屋風建築といった感じでした。
腰板張りではなく竹編みだったり、照明スイッチが木製で質素なんだけど隅々まで気配りと金をかけています。
見学時は靴を脱いで靴下になるのが条件です。
スリッパ用意されていません。
夏に来るなら藪蚊対策が必須です。
半ズボンで来ると、膝下ボコボコに腫れ上がります。
渋沢史料館に入場すると、内部を見学できます。
天井や照明も凝った造りとなっています。
栄一喜寿のお祝いに清水満之助が贈ったという建物。
暖炉の上に篆書「壽」をモチーフとしたモザイクタイルがあります。
その上に掛かっている和文で長文の扁額は、法学者の男爵穂積陳重の夫人となった、栄一の長女穂積歌子の撰文で、書は歌人の阪正臣が美しい筆跡を残しています。
和洋折衷の建築の中に、時代の良さを垣間見る事の出来る邸宅でした。
素敵な茶室です。
2019年に訪れた時の写真です。
現在は大河ドラマの影響もあり、きっと見学の方も沢山訪れて賑わっている事でしょう。
当時はこの空間を独り占めで楽しむことができました。
洋風茶室、とのことですが、居心地の良い応接間、という印象を受けました。
とびきりのセンスの良さとか贅沢さ豪奢さからは一線を画したしつらえが、洋風茶室たる所以でしょうか。
壁の寿はない方がもっと親密な空間になったろうにと思いますが、この建物を贈った会社の側からしたら、やはりどうしても入れたい装飾だったのでしょうね。
素敵な建築物。
外から見学しました。
晩香廬(ばんこうろ)と読むようです。
こちらは飛鳥山公園内の「旧渋沢庭園」にある国指定重要文化財です。
以下は財団法人渋沢栄一記念財団公式HPからの引用です。
渋沢栄一の喜寿を祝って現在の清水建設(株)が贈った洋風茶室です。
1917(大正6)年の竣工で、丈夫な栗材を用いて丹念に作られ、暖炉・薪入れ・火鉢などの調度品、机・椅子などの家具にも、設計者の細やかな心遣いが見られます。
晩香廬は内外の賓客を迎えるレセプション・ルームとして使用されました。
青淵文庫とともに、国の重要文化財に指定されています。
とのことでした。
こういうところでゆっくりお茶をして物思いに耽りたいですね。
晩香廬は,渋沢栄一の喜寿を記念して贈呈された小亭(談話室)で,大正7年に竣工した。
木造平屋建,寄棟造,赤色桟瓦葺である。
洗練された意匠と精緻な造形により,工芸品ともいうべき建築作品に仕上げられている。
(写真)誰も訪れないような奥まったところに寂しそうに栄一像が立っていました。
(写真)
月曜日で人が居なかったので、周囲を散策してきました。
今話題沸騰の方の場所なので、ちょっとテンションが上がってしまいました。
飛鳥山公園内に在り、渋沢栄一が喜寿を迎えた時に清水建設から贈呈された洋風の茶室です。
晩香瀘の名は栄一の自作である「題晩香瀘壁」から命名されたとか。
内部の撮影はNGです。
飛鳥山公園内の旧渋沢庭園の中にある洋風茶屋。
清水建設が会社の危機を救ってくれた渋沢栄一に感謝の気持ちとして贈呈した。
渋沢栄一は晩香廬を接待・接客の場として利用したらしい。
大正6年(1917)栄一喜寿の祝いに建てられた洋風建築の建物です。
名前の由来は栄一の詩「菊花晩香盧」より。
建物の右奥の庭には栄一の銅像があります。
渋沢栄一氏の喜寿祝いの為にプレゼントされた建物🏠この建物は主に接待や接客の場に使われたらしい🍀🍀館内は一つ一つ凝ったデザインやインテリアを堪能できるのでデザイナーや建物マニアにはオススメ✨✨✨特に注目して欲しいのは長椅子に可愛いハートマークがあったり、建築と工芸の提携や田園趣味など、アーツ・アンド・クラフツ運動の影響を受けた建築作品を残した建築家・田辺淳吉氏がこだわり抜いたタイルの微妙な変化の内装の煉瓦などは要チェックです🦉
渋沢家の来賓用の建物。
すばらしく、懐かしい感じもする。
茶色を基調にした落ち着いた雰囲気の建造物です。
名前 |
晩香廬 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
03-3910-0005 |
住所 |
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営業時間 |
[火水木金土日] 10:00~15:45 [月] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
3.9 |
青淵文庫と同じように 渋沢栄一史料館のチケットで入館出来ます。
こちらは靴を脱いで上がるので 裸足だと 靴下(有料かどうかは不明)を履かされていました。
こじんまりとした洋風の建物ですが 青淵文庫とはまた違って のんびり お茶しながら庭を眺めていたいような くつろげそうな空間です。
暖炉も趣きがあります。