和菓子を製造する工場直売店に来ました。
今日は東京都足立区にある、和菓子を製造する工場直売店に来ました。
東武スカイツリーライン五反野駅から約550m、小さな商店街にある店舗兼工場。
商店街の一角にミサワ食品さんの店舗があり、その奥に工場があります。
ミサワ食品さんは久寿餅(くずもち)、駄菓子のふがしなどを製造販売。
基本的に営業時間は短く、14:00~16:00の短時間しか営業していません。
なお毎月第二土曜日の10:00~16:00の時間帯に特売が実施されています。
もちろん今日は特売日を狙ってやって来たので店舗横の敷地内に入ります。
敷地内の奥に進むとテントが設置され、その下のテーブルには色々とお菓子が並んでいる。
ミサワ食品さんオリジナルの東京久寿餅、ふがしの他にも煎餅、バウムクーヘンなどなど。
東京久寿餅大判300円(通常価格400円)×2、お徳用ふがし150円(通常価格250円)×2を購入。
それからボリュームがあるので訳ありバウムクーヘン250円(他社製品)を購入。
なお訳ありバウムクーヘンについては他のレビューで紹介したいと思います。
☆東京久寿餅大判紙製の箱の中にはくず餅二枚、黒蜜二袋、きな粉二袋が入っています。
箱から取り出して計量すると、くず餅、黒蜜、きな粉は約490gあります。
くず餅は厚さ約2cmの板状の形状で、特に切り分けられていません。
そのため食べやすいようにお好みの大きさに切り分ける必要があります。
くず餅を皿の上で底辺の長さが約5cmの二等辺三角形に切り分けます。
正確に数えていませんが約20切れの二等辺三角形のくず餅が出来ました。
くず餅の上に黒蜜をかけ、そしてその上にきな粉をかけて完成です。
くず餅は購入後すぐに、一週間位熟成してからと二度に分けて頂きました。
購入後すぐに頂くと程よく弾力があり、モッチリとした食感がありました。
また発酵する過程で醸し出す微かな酸味があり、黒蜜ときな粉の甘さを引き立てる。
一週間位熟成してから頂くと弾力は弱くなり、柔らかさが増して酸味は無くなります。
同じくず餅でも発酵を更に熟成させると、かなり食感が変わるので二度楽しめます。
熟成が浅い場合と深い場合のどちらも美味しいですが、熟成が進んだ方が好みです。
評価★★★☆☆お徳用ふがし大きな袋に長さ約7cm幅約3cm厚さ約2.5cmのふがしが20本入っています。
ふがしは軽い駄菓子なので、見た目よりも内容量は実質107gと多くは無い。
歯を当てるとサクッとした食感が伝わり、その後にわずかに押し返す様な弾力が伝わる。
そして二度三度と何度か噛み締めるとモッチリした食感に変わり、口の中で溶けていく。
あっさりした黒糖の甘味と独特の食感が合わさった素朴な駄菓子と言える。
評価★★★ミサワ食品さんの和菓子では東京久寿餅大判を一番にお勧めしたいと思います。
有名和菓子店(F和)のものよりもくず餅・黒蜜・きな粉共に美味しいです。
また私が大好きな元祖くず餅のF橋屋のものと比べても遜色は無い気がします。
名前 |
ミサワ食品 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
03-3886-2560 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.4 |
現在、工場での直売はしていません。
また、工場手前にあるミサワ食品の店舗もシャッターが降りたままで、開店している事が無いようです。
ただ、その店舗の向かいにある荻野青果店で委託販売がされており、全ての商品アイテムでは無いものの、随時購入する事が可能です。