その左手奥に丸太を組上げた小さな宝蔵がある。
博物館の建物から離れたところにひっそりと置かれている。
展示物なんだから、もう少し目立つ場所に置いても良いのでは。
法隆寺宝物館の池前を右に行くと静かな銀杏林に着く、その左手奥に丸太を組上げた小さな宝蔵がある。
2016/11/30(水曜日)に散策したときは周りの銀杏の木から幸運の黄色い銀杏の花が舞い散りまるで散華の中を歩いているような幸せな気持ちがしました。
法隆寺宝物館脇の校倉(旧十輪院宝蔵)は、もとは奈良・元興寺の別院、十輪院から明治15年(1882)5月に当館に移築されました。
この趣のある古建築は、鎌倉時代に造られた一間四方の小さな校倉(あぜくら)で、『大般若経』が納められていた経蔵でした。
校倉の四方の腰には十六善神を線彫りで表す石がはめられています。
十六善神は『大般若経』を読踊する人を守護する護法神。
詳しくは般若守護十六善神とよばれます。
参照:国立博物館HP
名前 |
旧十輪院宝蔵 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
03-3822-1111 |
住所 |
|
営業時間 |
[火水木金土日] 9:30~17:00 [月] 定休日 |
関連サイト |
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=656&lang=ja |
評価 |
3.8 |
この校倉は、元は奈良市十輪院境内にあったもので、明治15年(1882)に移築されたといいます。
鎌倉時代に造られた間口、奥行きとも173cm、高さ439cm、宝形造の建物で校倉としては最も小さいとのこと。
重要文化財に指定されています。