平成二十年の伽藍修復工事の一環で移動した際に棟札が...
輪蔵堂。
2023/06/08YouTubeの撮影の為に来訪。
一回りするとお経を読んだのと同じだとか.. やってみたかったんですよねぇ~♪一人だと、意外と重みが有ります。
回り始めれば慣性で楽に回るんですが!
大蔵経を納めた八角形の経堂です。
大蔵経はおおきな輪蔵に収納されており、これを回転させると大蔵経を読誦(どくじゅ)したことと同じ功徳を得られるとか。
輪蔵は今も現役。
まわせます。
可睡齋の山門をくぐるとすぐ左手にあるのが、「輪蔵」です。
一週廻すとお経を全部習得した事になると言う堂宇ですが、訪問時は子供が珍しそうにハシャギながら廻していました……😅
平成二十年の伽藍修復工事の一環で移動した際に棟札が出てきた。
棟札によると発願者は、可睡斎四十八世日置黙仙禅師、後の大本山永平寺の第六十六世貫首猊下である。
日置禅師の意志を受け継ぎ、大正八年輪蔵を上棟したのは、可睡斎四十八世秋野孝道禅師。
輪蔵内部には、輪蔵を考案した傅大士ふだいし(中国南北時代、斉の東陽の人四九七年から五六九年)の木像を安置する。
傅大士は、明るい将来には、「大蔵経」に親しむにありとして、当時、文字を知らぬ人、修学する環境にない人々にも、広く仏教と縁を結ばせる為に輪蔵(八角の書架が中心にある軸で回転できるもの)を考案したと伝わる。
「輪蔵」を時計回しに一回転させると「大蔵経」を修学するのと同じ功徳を得られるとされ、経蔵に対する信仰が深まった。
名前 |
輪蔵 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0538-42-2121 |
住所 |
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評価 |
4.4 |
左から入って時計周りに回しました!こんな回す物があるお寺は他に知りません、必ずご利益があります。