今も使われていることに驚きました。
いくつか石屋根の倉庫が散見されますが、今も使われていることに驚きました。
保存状態の良い石屋根倉庫もあり、重たい石をどうやって持ち上げたのか気になりますね。
対馬の伝統的な倉庫は石の屋根でできてるそうです。
のんびりした旅行のときはこう言った伝統を感じる場所を巡るのも良いですね。
石屋根倉庫は板状の石で屋根を葺いた対馬特有の高床式の建築物です。
この石屋根は人家では使われず、倉庫で使われる事が主だったそうで、米や麦などの穀物類や衣料、貴重品などが保管されていたそうです。
石屋根倉庫は母屋から離れた場所にあり、母屋が火事になっても倉庫に被害が出ないようにしていたそうです。
石屋根を葺いている板状の石は、旧美津島町の島山から船や牛を使って運んだそうです。
石の組み方は大きい石の上に小さい石を積み重ねただけで、つなぎは一切使われていません。
現存する石屋根倉庫は大正時代に作られたものが多いそうです。
銀山で栄えた頃、財産を火事から守るために作った石の蔵。
こんなに重い石をどうやって積み上げたのか。
船でここまで持ってきた時の生活必需品ってなんだったのかと想像は尽きない。
中は3つの部屋になっており鍵はそれぞれの部屋の鍵。
開けてもらってどんな作りなのか見てみたい。
天井には船の櫓がありました。
県道を走ると緑色の小さな標識が見えますので、そこで橋を渡ります。
この倉庫は、高床式であることと屋根が頁岩で葺かれているのが特徴です。
外壁は松、柱は椎だそうです。
この倉庫はあまり使われている様子がありませんでしたが、近くには現役らしい石屋根もありました。
2019年8月、[東横イン対馬厳原]で2泊しました。
厳原港でレンタカーを3日借り、1日目、まず、海の中に鳥居がある[和多都美(わたづみ)神社]に、以後[椎根の石屋根]、南島を廻り、厳原に戻りました。
田んぼの中に、ポツンとあります。
田んぼの緑と、倉庫の古さがちょうど良いです。
【ツシマヤマネコ】、[椎根の石屋根]の北2km程の小茂田地域、県道24号線で見たと思いました。
すぐ車を止めましたが、カメラ出す前に路肩に消えました。
次の日、[対馬野生生物保護センター](ここから、車で2時間弱)に行き、係員から、『猫です。
対馬全体で100匹程度しか居ません。
小茂田地域では目撃例ありません。
本物を見たいのなら、京都動物園に行ってください。
』写真があれば・・・。
私は、ツシマヤマネコと思っています。
名前 |
椎根の石屋根倉庫 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0920-52-1211 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
県道24号線から橋を渡ったところに見えます。
近くに駐車できるスペースはなかったのですが対岸の道路に少しの間駐めて見学しました。
近くには民家や消防施設があり地元の方への配慮が必要です。