読みは、いなむらじょうあと。
本来は土が流れて只の山になりそうだが、ちゃんと管理されているのか、水往来、堀切なども観察できます。
坂道が滑るのと、スニーカーは必須です。
おどや側の道に入ると大きい専用駐車場があります。
伝承では文明18年(1486年)に里見義実が築城し、延徳3年(1491年)に完成したとされるが、確証はない。
天文2年(1533)の天文の内乱の舞台となり、この結果、 里見義豊は里見義堯に滅ぼされ、稲村城も廃城となった。
城跡中郭部からは縄文土器や、弥生時代末~古墳時 代中期に作られた竪穴住居跡が発見され、奈良時代に生活した人々の痕跡も確認された。
丘陵斜面には古墳時 代後期の横穴墓が多数ある。
2012年1月24日に岡本城(南房総市)とともに「里見氏城跡」として国の史跡に指定された。
地元の有志によって定期的に草が刈られ、よく整備されています。
山城で土塁だけ。
読みは、いなむらじょうあと。
城跡としては、土塁、堀切、曲輪などしかなく、天守閣、櫓、塀、石垣などはない。
観光施設ではないので、正直、素人向けではない城跡。
ただし、山頂からの眺望は良好。
海岸線が今より内陸に入り込んでいた戦国期には、館山城より稲村城が安房平定の中核であったことがうなずける。
滝田城よりはるかに田畑をつくりやすいので、安定した経済基盤を手に入れやすいだろう。
山頂には畑があり山頂までの道も獣道程度の悪路なので、地元の人とトラブルを起こさないように気をつけたい。
近くに駐車場もなく案内板もまばらなので、気軽に近づくべき場所ではない。
曲がりくねった狭い道も、戦国の城を彷彿とさせてくれる。
歴史ロマンに満たされた後は、稲村城下、九重そばでお腹を満たすのもまた一興。
2020.1.12訪問者。
お寺の先から登り、主郭腰郭から踏切辺りに下山しました。
一部通行できない箇所がありましたが、台風被害はそれほどありません。
もしかしたら整備してくれまのかも。
辿り着けづ。
稲村城は里見氏が初期に築いた居城とされています。
水往来と呼ばれる登城路を登ると比高差もなく楽に尾根へ登ることができます。
周辺の丘陵にも明らかに郭や物見台の跡だろうと思われる場所がいくつかありました。
岩盤を削った切通しや小さな石を積んだ遺構を見ると里見氏の城へ来たという実感が湧いてきました。
主郭は広々として気持ちの良い場所で重厚な土塁が東側を守り北と西の眺望が開けています。
一面に若草色をしたフキノトウが顔を出し前日までの雨とこの日の暖かな陽射しで輝いて見えました。
主郭からの風景を楽しんだあとは移動距離の短縮を考慮して西側から山を下ります。
西水往来の切通しはまるで鎌倉の切通しを見ているようです。
稲村城は戦国時代初期の里見氏の内紛によりその役目を終えています。
里見氏の戦国前期における古い山城の跡です。
現在の様な治安が安定した平和な時代には考えも及びませんが、まわりが敵同士という、当時の乱世の時代背景を考えてみると、自然の地形を利用して高地に屋敷を構えて身を守ったことは言うまでもない事は想像出来ます。
歴史や古地理を楽しむには、想像力を膨らめて行くことが大切ですね。
興味のある方は、ドライブがてらに楽しめますね。
九重駅から程近い。
車だと、途中の道が細い上に、駐車スペースが限られている。
簡略な案内板あり。
役に立つ。
城跡からの、館山湾・富士山の展望良い。
駐車場がないため、暫く歩かなくてはならない写真の看板のとおりに進んでいけば到着するがそれは獣道に近い…何度も蜘蛛の巣を掻い潜ってようやく到着することになるが着いた先にあるものは…ここから先は写真をご覧ください。
景色も撮影しときました。
少なくとも夕方以降はやめときましょう。
なお、道中の防火水槽には金魚やオタマジャクシがいます。
駐車場がないため、暫く歩かなくてはならない写真の看板のとおりに進んでいけば到着するがそれは獣道に近い…何度も蜘蛛の巣を掻い潜ってようやく到着することになるが着いた先にあるものは…ここから先は写真をご覧ください。
景色も撮影しときました。
少なくとも夕方以降はやめときましょう。
なお、道中の防火水槽には金魚やオタマジャクシがいます。
アクセスが非常に良く、JR内房線九重駅から歩いて10分ほどで登山口まで行くことができます。
それぞれの曲輪がきっちり分かれていて、遺構を充分見て回れる貴重な城跡です。
眺望も良く、いろいろ楽しめます。
名前 |
稲村城跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト |
http://www.city.tateyama.chiba.jp/syougaigaku/page004279.html |
評価 |
3.3 |
鉄道で向かうなら九重駅から徒歩でも行けるけれど、列車の本数が少なく不便。
館山駅ロータリーにある売店のレンタサイクル(電動アシスト)を利用すれば、2時間500円で帰路の時刻を心配しなくて済む。
距離にして5〜6キロ。
途中に安房国分寺もあり寄り道しながらのサイクリングもお勧め。
主郭までは、山を削った登城路と尾根道を経て気軽に行ける。
主郭からは海も見渡せ非常に心地良い。
気軽に巡れるけれど、スニーカーは必須。