大森駅から徒歩10分程度です。
室生犀星(むろう さいせい)の住居跡です。
驚いたことに、立て札のあるマンション名が「室生マンション」でした。
閑静な住宅街の、すこし坂を登ったところにあります。
裏はお寺のお墓です。
住宅街にいきなりポツンと小さな石碑があるだけです。
住宅街の中の中。
たくさん見られに来られてますね。
碑があるだけです萬福寺隣の高台、好立地にあります。
室生犀星は、非嫡出子として生まれて7歳で室生家の養子になるなど不幸な生涯を送っていました。
それでもふてくされず、健全に生きようという詩を残しています。
その一方で、「ふるさとは遠きにありて思うもの」という有名な句を残したように、決して故郷には帰りませんでした。
不幸な過去は振り返らない、もう不幸は見飽きた、という強い気持ちがあったのでしょう。
名前 |
室生犀星旧居跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
大森駅から徒歩10分程度です。
馬込界隈は「文士の村」と呼ばれており散策すると居跡に出会います。
室生の代表作として「愛の詩集」「抒情小曲集」などがあります。