水辺の歴史が漂う風景として撮影スポットでもあります...
江戸時代には海が間近に迫っていたこの街。
当時から残る辻違いと呼ばれるジグザグとした路地は潮風による塩害から街を守るための工夫でした。
品川のビル群とのギャップが不思議なこの船溜まりも、かつて漁師の船が停留していた場所。
脇を走る八つ山通りは元の目黒川を埋め立てて敷設されたもの。
その旧目黒川の名残が北品川橋を挟む船溜まり。
北品川駅から歩いて数分、品川駅からでも15分くらいで来られます。
江戸から平成まで、水辺の歴史が漂う風景として撮影スポットでもあります。
かつて品川浦は「御菜肴八ヶ浦」という、とれた魚を江戸城へ納める漁村の一つに決められていました。
豊富な水揚げを誇り、海苔の主要な産地でしたが、東京港建設のため昭和37年に漁場権利を東京都に譲り渡し、翌年品川周辺の海苔養殖は幕を閉じました。
現在では、つり船や屋形船が舳先を並べています。
早朝や夕暮れ時は独特の風情があり、撮影や写生、吟行にもおすすめです。
名前 |
品川浦船溜り |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
江戸時代からの雰囲気を感じるよね~