東日本最大の埴輪窯跡である生出塚(おいねづか)埴輪...
展示施設など何もありません。
大昔、ここで埴輪を焼いたのぼり窯があったと、いうことだけです。
しかし、古代史ロマンは十分に感じられます。
昭和7年から本格的な発掘調査が開始されて、保存地区内で10基以上の窯跡が発見さて、台地上には集落も発見されました。
昭和9年に県指定史跡に指定されています。
この斜面を利用して埴輪(ハニワ)を焼いていました。
斜面の角度と陽当たりの良さが保存の理由かなと思います。
むかしはここで埴輪を作っていた。
埼玉にも古墳が数多くあります。
地元民のみぞ知る遺跡。
夜に行くと怖いかも。
現在まで10基以上の埴輪窯跡が確認された埴輪の産地。
鴻巣市は人形のふるさとと謳って居るが雛人形だけでなく大昔からここと生出塚地区にも埴輪窯跡があり東日本有数の埴輪の産地だった。
名前 |
馬室埴輪窯跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.2 |
鴻巣市役所第二庁舎から国道17号にかけて存在した、東日本最大の埴輪窯跡である生出塚(おいねづか)埴輪窯跡からさほど遠くない場所にある埴輪窯跡です。
ここの特徴は、斜面を利用した登り窯様式で、一度に効率的に多くの埴輪を生産できたことです。
朝鮮半島から技術が伝わったようです。
荒川(当時は和田吉野川。
当時の荒川は熊谷市久下でいまの元荒川の流れ)が近くを流れていて、舟運で埴輪を運搬していたのは明らかです。
窯跡の上がキャンプ場になっており、炊事場やトイレ、広場、駐車場があります。
窯跡には、こちらの駐車場に停めるのが安全です。
また、近くの白雲荘まで循環バスが走っているので、公共交通機関でも来れます。