元木神社(日進天満宮) / / / .
名前 |
元木神社(日進天満宮) |
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ジャンル |
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住所 |
〒331-0823 埼玉県さいたま市北区日進町2丁目1673 |
評価 |
3.0 |
神社には真新しい明神形式鳥居一基、幟立一対、社殿一棟、石碑一基だけの、きわめてシンプルな神社で、水盤・手水舎・幟立用竿置き場・摂社末社等は何も有りません。
鳥居は以前は朽ちた両部鳥居だったのですが、4年程前に現在の明神鳥居に建て替えられ、その際に草ぼうぼうだった境内の参道をコンクリート舗装して、境内にも白い砂利を敷き詰めてキレイに整備されています。
又、社殿の建物自体も比較的新しいのですが、今までに行った調査で得られた情報から、神社の存在自体は帝国陸軍参謀本部陸地測量部(現・国土交通省国土地理院)が発行した明治39年(1906)測図・明治43年(1910)8月30日発行の五万分の一地形図に鳥居の形が残されているのが、手元にある資料の中では最古です。
又、神社の「元木神社」という名称は、さいたま市発行の電子地図「埋蔵文化財包蔵地」に表示されています。
現地で唯一現存する資料は、境内にある大正6年(1917)2月建立の石碑「天神共有林碑」です。
この石碑によれば元々は天神と呼ばれ無格社だったので、明治40年(1907)に官命により日進神社(この神社より約920m南側に鎮座)に合祀された云々と記されています。
尚、当神社は現在、宗教法人には加盟していないので、氷川神社管理下にある日進神社とは関係が無い可能性が高いと思われます。