こちらの白鬚神社(しらひげじんじゃ)は深谷市岡地区で、岡部駅前通りと西田地区を結ぶ直線の新道に沿って鎮座しています。
櫛挽台地にあるこの地区を上空写真で見ると、南北に500m位の細長いこの集落が西側に防風林を背負うように配置されていて、この辺りが赤城おろしの空風が強い地域であることを伺わせます。
社殿は新しそうですが、鳥居のところの社額は屋根付きの年季の入ったものでした。
老齢な御神木が社殿の正面右手に立っていて、参道もそこを迂回していて、鳥居から見た時には社殿が御神木に隠れて見えてきます。
同じく白髭神社(しらひげじんじゃ)で検索してみますと、この近くでは深谷市上原と本庄市児玉町金屋にあります。
この金屋の白髭神社は既に参拝しているので分かりますが、確かに参道の途中、社殿の正面(こちらのは社殿から左手)に御神木があり、そこを参道が迂回していて、こちらの岡地区の神社と似ていたなと思いだしました。
金屋の白髭神社の由緒には、高麗郡の渡来系氏族との関係が言及されていて、彼らの鋳物や鍛冶の先進技術が新田開発に役立ったことや、御祭神として白髭=猿田彦命を祀った事が綴られていました。
天孫降臨の神話ではありませんが、社殿に向かっていくとその手前にそそり立っている御神木は、まるで道先案内(番人=守り神)の猿田彦命の様ではないかと考えるのは考えすぎでしょうか。
旧無各社。
石碑には平成8年再建と。
名前 |
白鬚神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
048-585-8822 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
2.6 |
人影の無い神社です。
社は小さいですが、それに合わせた様に拝殿に向かう路と拝殿背後に木々があり、綺麗にまとまっています。