隔離された感満点の神社です。
採石場の中にある不思議な立地条件の神社です。
採石場は今は稼働してない雰囲気で、門の脇を抜けて少し歩くと神社にたどり着けます。
鳥居や神社の社屋はまだ新しくきれいです。
友田山浅間神社。
かつては標高100メートルの友田山の山頂に鎮座していました。
岩舟町は採石業が盛んで、昭和40年代には友田山からも石を採掘され始め、平成には採石場が神社へ到達。
そのため神社は一時撤去され、採石後の7年後に再建されました。
隔離された感満点の神社です。
神社の周囲は建材会社の私有地(採石場)で、非常に荒れています。
参道もありません。
拝殿~鳥居のラインを延長した所に小さな鳥居があり、そこから「外輪山」を越えて採石場に入れます。
参拝の人は黙認されているのでしょう。
春から秋にかけては到達困難かと思います。
名前 |
友田浅間神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-tochigi/jsearch3tochigi.php?jinjya=75776 |
評価 |
4.3 |
友田浅間神社(ともだせんげんじんじゃ)主祭神 木花咲耶姫命配祀神 白山姫命境内社 稲荷神社由緒友田浅間神社は、「寺社方書上帳」の慶長十七年(1612)の条に記されていることから、創建自体はそれ以前になるものと考えられます。
(「栃木県神社誌」に記載あり)明治四十年(1907)友田山山頂に、白山神社を合祀した浅間神社社殿が造営されました。
浅間神社が祀られた友田山は、標高100m程度の山でしたが、県立自然公園太平山をはじめ、晃石、馬不入、岩船の山々を背にし、関東平野を一望できるところに位置しています。
西には遠く富士山、東には筑波山の雄姿を望み、近くは大平の街並み、それらを取り囲む先祖伝来の緑豊かな田畑、ぶどう団地などの田園風景が眼下に広がる素晴らしい眺望でした。
浅間神社を祀る氏子は、春、夏、秋には、家内、地域の安全、五穀豊穣等を祈願しての例大祭を祭祀して来ました。
平成五年(1993)友田山開発工業株式会社が設立され、友田山の開発計画に鑑み、神社再建について氏子一同による数度の会議を経て、神社建設委員会を設立し、友田山開発工業株式会社の協力を得て、平成十二年(2000)四月、新しい浅間神社完成の運びとなりました。
神社新築のための用材には、先祖が神社境内に植えておいた樹木を使用しました。
(「友田浅間神社建設記念碑」参照)