昔の人は凄いことを考え、実行したもんだ!
深良用水・穴口(かんがい施設遺産) / / .
「もう少し管理して欲しい」歴史的にも貴重な施設なのに、余り整備されていない。
看板もなく、車は1台停めるのがやっとだ。
江戸時代に手掘りで作られた水のトンネル。
しかも勾配まで計算されているなんて、驚きました!
静かな場所でゆっくり見学できました。
裾野市深良【旧・深良村】は富士山や愛鷹山から噴き出した火山灰で水田は少なく、深良村の名主大庭源之助丞は郷土の畑に芦ノ湖の水を畑に導く指導者となり寛文3年(1663)に立案し寛文6年(1666)開発許可を得る。
開削成就の暁には新田のうち200石を神領として契約されました。
工事は4年の歳月と莫大な費用、労力を費やし、寛文10年(1670)春に湖尻峠の地下に長さ1.28㎞の随道が完成致しました。
因みに裾野市民文化センター内2階に深良用水の特別展が設置されていますよ。
車を停めてゆっくりできるスペースはないが、芦ノ湖の水を引くためにトンネルを掘りをした先人の努力を見ることができる。
【平成29年5月初訪問】バイクで行きましたが、車だと駐車に困ります。
土木や農業に興味がないとなんやこれってことになりますな😕
【平成29年5月初訪問】バイクで行きましたが、車だと駐車に困ります。
土木や農業に興味がないとなんやこれってことになりますな😕
昔の人は凄いことを考え、実行したもんだ!
水路を流れる水は水量も多く、芦ノ湖まで手掘りで山を繰り抜いて作られたことに驚きます。
名前 |
深良用水・穴口(かんがい施設遺産) |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
055-995-1825 |
住所 |
|
評価 |
3.9 |
「深良用水・穴口」。
芦ノ湖の水を、箱根外輪山を1,280m貫通し流してきた隧道の出口。
左手に、「穴口」を観れる小道がある。
流れは、ちょっと怖い。
********************************「深良用水300年記念碑」が立ってる。
「かんがい施設遺産」などと言うと、遺構のようだが、完成して350年、まだまだ「現役」だ。
「静岡県裾野市」YouTubeチャンネルの動画、「通水350周年記念 世界かんがい施設遺産深良用水 20200520」は、「深良用水」を手っ取り早く知るにはいい。
********************************ここは、車だと、停めるのに困る。
この県道337号「仙石原新田線」は、つまらないと思う方も多いとは思うけど、私は好きだな。
対向車、特にバイク、に気を付けて。
乙女峠を経て御殿場に下るより、こちらを下った方がいい。
さらに、「深良」「茶畑」の田舎道の緩やかな下りを、滑空するように走るのが好きだ。
********************************なお、この「芦ノ湖の水」が、このあと、どのように流れていくのか?追ってみると面白い。
水門・堰などの数は、大小合わせて50を超えるようだ。
私の家の前の流れは、芦ノ湖の水だ。
多くの水門を経て、流れてきている。
また、どこかの水門が閉じたのか?時には枯れる。