落ち着いた素敵なところです。
足利12代将軍義晴が京都から落ちてきた館のお庭です。
お庭の後ろ側は大きな谷で視界が開けていて、それがお庭とマッチしています。
石組みの立派な庭園です。
鼓の滝は一乗谷の諏訪館跡の滝石組と同じモチーフです。
亀島も湯殿館跡の亀島と類似性を感じます。
司馬遼太郎さんの「街道をゆく1 湖西のみち」の中にこの庭園のことが触れてあります。
室町将軍の第12代の足利義晴がほとんど身ひとつで京を抜け出してこの朽木谷に身をひそめ、その時の憂さ晴らしにこの枯山水の庭園を作ったのではないだろうか?ということである。
またその著書の中に高名な造園家である京都の重森三玲先生もこのお庭ばかりは飽きがこないとおっしゃって毎年一度は見えられていたらしいことがのべてあります。
昔は立派な庭園だったのでしょう、今はただの寂れた庭園状態。
当時は拝観料300円必要だったみたいで。
京を追われた十二代将軍足利義晴を饗応するため朽木氏によって造営されたという。
戦国時代ならではの質実剛健な石組みは圧巻。
些かでも日本庭園に関心のある者であれば見逃すことは許されないだろう。
600年とも言われる老椿も大いに観賞の価値がある。
正に「鄙にも稀」、本邦屈指の名園中の名園といえよう。
余談であるが、この近辺の人々はこの庭園を「足利庭園」と習い称している模様であり、正式名である「旧秀隣寺庭園」と言っても通りは芳しくないようである。
京を追われた十二代将軍足利義晴を饗応するため朽木氏によって造営されたという。
戦国時代ならではの質実剛健な石組みは圧巻。
些かでも日本庭園に関心のある者であれば見逃すことは許されないだろう。
600年とも言われる老椿も大いに観賞の価値がある。
正に「鄙にも稀」、本邦屈指の名園中の名園といえよう。
余談であるが、この近辺の人々はこの庭園を「足利庭園」と習い称している模様であり、正式名である「旧秀隣寺庭園」と言っても通りは芳しくないようである。
名前 |
旧秀隣寺庭園 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0740-38-2103 |
住所 |
|
評価 |
4.0 |
落ち着いた素敵なところです。
駐車スペースも広くあるため、車で行くことをお勧めします。