聖武天皇の勅願により行基菩薩が開いた真言宗の古刹。
昔は広い境内地だった為、本堂と薬師堂が離れている。
遠江49薬師霊場 遠江33観音霊場とても親切な対応に感謝しています。
小さなお寺ですが、お堂の中には立派な仏様がいます。
奈良時代、行基開山の真言宗の名刹です。
本尊は阿弥陀如来です。
とても素晴らしい本堂ですので、一度訪ねてみて下さい。
袋井で一番の古いお寺になります。
神亀元年(724)、聖武天皇の勅願により行基菩薩が開いた真言宗の古刹。
足利氏や今川氏をはじめ、豊臣氏、徳川氏からも寺領170石の領有権を認められた。
平成3年度~6年度にかけ、本堂の保存解体修理が行われ、創建当時の入母屋造柿茸の荘巌なる本堂が復元された。
本堂(附本堂内厨子)、木造薬師如来座像、木造阿弥陀如来座像は県指定有形文化財。
遠江四十九薬師霊場37番。
ここの境内には写真の本堂がありませんでした。
北100mにあるのが本堂と思われます。
北の境内の方が寺院としての趣があります。
名前 |
西楽寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0538-48-6754 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.9 |
北にあるのが本堂です。
柿葺き(こけらぶき)の屋根、赤く塗られた木組み 、装飾の素晴らしい板戸など、どこから見てもカッコいいですし、かなり手が込んでいるように思います。
こちらは本坊になりますが、椹(サワラ)か比翼檜葉(ひよくひば)と思われる木が生えていますがちょっと変わった生えかたをしています。
見分けが難しく特定できませんでしたが、見る価値はあると思います。
(写真のせておきます)追記 令和元年11月17日に再度訪れました。
サワラかヒヨクヒバと思われる木はヒヨクヒバのようです。
葉っぱが少し黄色くなっていました。
もう少ししたらもっと黄色くなるかも。
北にある本堂は柿葺き(こけらぶき)の屋根が、台風の影響なのか傷んでいましたが、なぜか痛々しくは見えませんでした。
扉が開いており中に入り御本尊様に合掌、本堂内を拝見させていただきました。
天井絵やたくさんの海老虹梁、美しい蛙股などすばらしい物ばかりです。
帰ろうと向拝下の階段を降りようとした時、向拝下の虹梁に手の込んだひし形模様の彫り物がありました。
目立たない所にこんなすばらしい物がある事に驚きました。
気持ち良く帰る事が出来ました。