三次で墳丘墓を見るならここは外せない。
特殊基台が出土した古墳(墳丘墓)で吉備と出雲の結びつきが分かる場所。
考古学好きには一見の価値あり。
工業団地内で分かりにくいが駐車スペースもあるので見学は容易。
桜が綺麗な穴場。
素晴らしい四隅突出形墳丘墓。
矢谷古墳は,三次盆地南緑の標高230mの丘陵上にあり,三次工業団地造成事業に伴い昭和52~53年度(1977~1978)に行われた発掘調査により検出された。
弥生時代中期末から古墳出現前まで(1~3世紀)中国地方山間部及び山陰・北陸地域にかけて盛行する四隅突出型墳丘墓を2基合わせたような形態をもち,全長18.5mである。
埋葬施設は木棺7基・箱形石棺2基・土壙など計11基があり,後方部中央にはこの墳丘墓の中心主体と考えられる最も大きい木棺が存在する。
ここから出土した特殊器台や特殊壷などの遺物は重要文化財に指定されている。
古墳出現前における地域社会のあり方,吉備と出雲との交流,関係を示す重要な墳墓である。
ここで発見された特殊壺と特殊器台は県立歴史民俗資料館に展示されてました。
名前 |
矢谷古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/bunkazai/bunkazai-data-106120140.html |
評価 |
3.4 |
三次で墳丘墓を見るならここは外せない。