名前 |
五日町若宮神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
祭神は八幡神と菊池氏の霊。
相良家の分家の永富家(相良氏の直系)の子孫が祀っていたもので、由来は、永富弥三郎頼常(相良氏初代長頼の曾孫)が元弘3年に関東の新田義貞の軍に加わって討ち死にし、その名代を勤めた菊池惟威が任務を全うできるように八幡神に祈願して果たされたので、相模の小林若宮八幡で勧請して帰国後に建立したのが若宮神社であるという。
惟威は(褒美として)頼常の継母と結婚するように命じられるが、永富家の御家騒動に巻き込まれて自害させらたので、社脇に菊池親子の墓を円塚として合祀したという。
ちなみに、若宮神社と呼ばれる神社は、一般的に非業の死を遂げた人物を祀って祟りを封じ込める意味合いがある。