定期的に手入れをされている模様。
妙に新しそう・・・というか風化が少ない駒形の月日青面金剛邪気三猿の庚申塔です。
デザインは確かに江戸中期くらいのものだが・・・近年に作ったものではないかなぁ・・・わからんけど・・・。
右の石塔は、聖観音菩薩像の右に「為先祖代々両親供養」と刻された寛政四年(1792)の供養塔です。
左は、これも同じく寛政四年の庚申塔です。
「上ノ台の庚申塔」と呼ばれています。
定期的に手入れをされている模様。
標識がないため建立された年月は解らないが恐らくは庚申信仰文化が流行っていた江戸時代初期から中期あたりなのだろう。
都心の庚申塔は道路拡張整備等で撤去されているがこちらは無事だったのだろう。
現在は庚申信仰はないと思うが当時の貴重な遺跡でもあるので保存してほしい。
昔からここに道路があった証しでもあるので。
お地蔵さんだと思っていたら、庚申塔だそうである。
昔からあるのは、当たり前、私の何倍も年上。
名前 |
上ノ台の庚申塔 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
3.5 |
1984年発行の石像物調査報告書の白黒写真と変わっていないように見えます。
覆いの建物は建て替えたか?、土台が新しい印象。
古い時代はこの辺りまで喜多見村、願主は(設置者と言う意味か?)喜多見村在とのこと。