長岡京のことが知りたくなって訪ねました。
長岡京のことが知りたくなって訪ねました。
資料館に行って初めて知ったのですが、入場料無料というのが嬉しいですね。
私は学校で長岡京は未完成のまま放棄されたと習ったと記憶していましたが、こちらでの展示によると、10年ほどは都として機能していたようです。
たった10年ではありますが日本には「長岡時代」という時代があったのですね。
展示には近年発見された翔鸞楼という建物の出土品や長岡京の築地や大極殿、朝堂院の復原模型などありますが、食べることに興味のある私にとっては、庶民の食膳、役人の食膳、貴族の食膳のそれぞれの復原模型が面白かったです。
これらは単に想像で作られたのではなく、出土した木簡を元に復原されたのだそうです。
もっとも貴族の食膳は普段食べていたものではなく宴会料理だそうですが。
それにしても長岡京はなぜたった10年足らずで放棄されてしまったのでしょうか?こちらの展示でも不明としています。
冤罪で自死した早良親皇の祟りを恐れてという説もあります。
エントランスに長岡京の推定復原模型が展示されていますが、都の東側(私の写真では右側)に桂川が大きく食い込んでいます。
また都の中にも何本もの川が流れています。
川は物流に役立ちますが、氾濫すると大きな被害が出ます。
度重なる川の氾濫、水害(勿論これらも早良親皇の祟りと考えられたでしょう)によって最終的に長岡京は放棄されたのではないか、私はそう思います。
あくまで個人の見解ですが。
現在向日市には、長岡京の中心部だった長岡宮の遺跡があちらこちらに点在しています。
遺跡巡りには資料館に置かれているパンフレット『「むこうまち」を歩こう! 風の径コース』が役に立つと思います。
10年間、皇都であった長岡京(長岡宮)の沿革を、考古学上の研究成果も合わせて分かりやすい展示構成で紹介する歴史ミュージアム。
無料。
専門知識豊富なボランティアさんらによる丁寧なご説明もいただける。
素晴らしい。
京都の歴史を知る上で欠かせない施設。
マンホールカードを頂きに行きましたか、担当の方はとても丁重で親切でした。
カラーマンホールの実物は向日神社にあります。
長岡京の展示をついでに見ましたが、説明と展示がわかりやすくて良かったです。
小規模な展示施設ですが、長岡京に関する展示内容は充実しています。
パネルや説明文主体でなく、出土品や模型など立体的な展示が多く、説明文も年齢層を問わず理解できるよう工夫されており、乙訓地域の歴史に触れやすく感じました。
ただし訪問の目的が、室町・戦国期に乙訓地域で活躍した国人地侍『西岡衆』について知ることでしたが、関係する展示がほぼ皆無でした。
帰り際に受付の方にその旨を伝えたところ、詳しい小冊子を頂き、大変助かりました。
丁寧な対応に、大変感謝している次第です。
昔の都「長岡京」のことが良くわかる施設でした。
タッチパネルで昔のことが分かる展示があり、子供が楽しそうに操作してました。
また、古墳や昔のそれぞれの時代の地域が分かる展示があり、向日市と長岡京市は古墳だらけだということがよく分かりました。
尚、入場無料、隣は図書館、車は向日市市役所の駐車場(無料)に停めれますので、とても便利だと思います。
長岡京時代の平民、役人、貴族の食事事情など展示されていました。
2Fには土師器?の破片の実物があり、手にとって見ることができました。
昔の握り鋏を体験できるコーナーが楽しかったです。
名前 |
向日市文化資料館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
075-931-1182 |
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土日] 10:00~18:00 |
関連サイト | |
評価 |
4.0 |
長岡京についての歴史展示がメインです。
図書館も隣接していて、駐輪場も利用できます。