銘板は厚いペンキの下に大正2年と読める。
入り組んだ橋。
橋の雰囲気は良い。
聖イグナチオ教会の鐘が鳴る時間に合わせて、ここで待ち合わせをしたら最高にロマンチックなのでおすすめ。
除夜の鐘がうるさいと住民からクレームがくる時代に、これだけ辺り一杯に教会の鐘の音色が鳴り響く場所は貴重ではないでしょうか。
ベルギーの人が東京で1番母国を感じられる場所はここだそうです(教会の鐘が理由で)。
総武線では発車メロディに『教会の見える駅』が使用されていますが、ここはまさに発車メロディに合った場所です。
実際にホームから教会自体は見えませんが、、笑。
眺めが良くて、素敵です。
夜景が綺麗。
通勤の人は慣れてしまって通り過ぎてしまう人が多いかも。
ここと、すぐ横の線路沿いの土手からの眺めは、ほっとできて、良い空間。
重厚感がある。
新宿通りから続く四谷見附橋は大正2年(平成3年に改修)に架けられたもの。
赤レンガの土台は大正時代の遺構。
北側の四谷見附橋がもともと江戸時代からのもの。
四谷の景色は、「君の名は」でも美しく描かれている通り、東京を代表する景色だと思う。
永井荷風が愛した四谷の景観。
大正2年にかけられたこの赤レンガ橋が完成した当時は、東京中から竣工式を見ようと人が推し詰めたと風土史にはある。
しかし千代田区も新宿区も地下鉄もJRも、今では全く関心がないのか感性がないのかガバナンスがないのか、現状は電灯の色も新宿区側と千代田区側でバラバラ、橋の上の2種類の電灯もバラバラ、アトレも箱がどんとあるような佇まいで昔のツバメにも愛された駅舎風情はなく、JR中央線沿いの杉の木も、台風の事故以来完全になぎ倒されてしまった。
誰がこの東京の四谷の景観を守ってくれるのだろうか。
番町に居住していた名だたる大正近代文学の文人たちに思いを馳せるようなノスタルジーのある四谷見附橋になってくれるといいのだが。
四谷見附橋からは抜け感のある景色を見ることができます。
手前には青々とした緑、奥には六本木ヒルズなどのビル群が見えます。
東西に真っ直ぐ走るイメージの中央線だが、ここで南北の向きになり、新宿通りと直行している。
大正2年竣工の橋は架け替えられたが、欄干や照明などの装飾は当時のままのものを修復して使っている。
迎賓館への最寄り駅、このレトロ感がいい。
四谷見附は江戸時代には甲州街道や青梅街道からの出入りのチェックする場所でした。
銘板は厚いペンキの下に大正2年と読める。
当時は何色だったのだろうか。
名前 |
四谷見附橋 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.8 |
歴史ある街のこの様な遺構が見られるのも良いですね。