名前 |
愛宕神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
御祭神は火之迦具土命。
創建年代は分かりませんが,御神体は鎌倉時代末期の作である愛宕権現の本地佛・勝軍地蔵尊像で,愛宕社というと火除け火伏せの神というイメージが強いですが,勝軍地蔵は鎌倉後期に起こった地蔵信仰の一つであって,悪行煩悩の軍に勝つ地蔵という意です。
愛宕権現は勝軍地蔵が垂迹した軍神として武士から信仰を集め,小幡城主も当社を尊崇されたそうです。
道路沿いの鳥居から長い参道が奥へと続き,途中には境内社の祠が並びます。
突き当りの階段を上ると近年改築したと思しき社殿が鎮座していらっしゃいました。
鎮守の杜に囲まれた広い社地ですが,行き届いた整備がされており,氏子の方々のご奉仕と尊崇のほどがうかがえます。