砕石所の近くのため大型車両の通行が多く危険度が高い...
坂田宮 伊勢斎王禊祓所 / / / .
坂田宮 斎宮の禊場の伝承地 通称:伊勢落の千本松JR草津線「石部駅」より西へ約2km 徒歩で約25分ほどであるが、砕石所の近くのため大型車両の通行が多く危険度が高いので注意。
車の場合、駐車場などがなく、狭い道に大型トラックが通るので路上駐車も困難な場所です。
車で行かれる方はご注意ください。
また田んぼの中にあるために、田んぼの畦道を歩いていかないといけない場所です。
野洲川を渡る名神高速道路のある方向の細い道から、望遠鏡やカメラの望遠レンズで田んぼの方を見ると、「坂田宮」と書かれた塩ビパイプ製のような手作りの鳥居が見つけられると思います。
そこが弥生時代に斎宮の禊場の伝承地であり、通称:伊勢落の千本松と呼ばれています。
ここの地名が「伊勢落」(かつては「伊勢大路村」という地名だった)ということで元伊勢伝承地なのですが、手作り感のある鳥居を見てしまうと、どうしても怪しい伝説にも思え、さらに不幸な事に、御神木とされていた伊勢落の千本松が、昭和55年(1980年)に何者かによって枯死させられたという事件があり、今はまだ若い松があるということで忘れ去られたことになっていることも事実です。
しかしながら、近くの壽泉神社には「坂田宮」と刻まれた道標のような碑もあり、文献的にも、『帥記』の承保元年(1074年)、『中右記』の永久二年(1114年)、『愚昧記』の治承元年(1177年)などに野洲川の禊の関係する記事がみられることから平安時代から元伊勢伝承地の有力な場所だったことが伺えます。
また江戸時代の旧東海道を歩く伊勢詣の際には、近江富士(三上山)を望む風景をここで見ながら、太古の昔の倭姫命がアマテラスを祀るための伊勢の場所を探し求められたことを想像する場所になっていたことは事実です。
名前 |
坂田宮 伊勢斎王禊祓所 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
3.2 |
こんなところに、お宮さんがあるとは知りませんでした。
草津線と国道に挟まれた田んぼの真ん中にぽつんと鳥居が立っていました。
草津線には何度も乗っているのにわからなかったですね。
ちょうど砕石場に向かう道を途中で右折した辺りの道路から田んぼはさんですぐです。