とてもゆっくり見学できる感じではない。
矢来町の師匠!外観で雰囲気を味わうだけでも良いと思います。
噺家は住所で呼ばれる。
志ん朝は「矢来町」の師匠である。
2001年の早すぎる逝去のときは、落語ファンは大きな喪失感を味わったものである。
もうそんな昔だなんて。
いまはご遺族もここに住まってはいない模様。
別に看板が出ているわけでなし、訪ねたところでどうということはないが、この辺を散歩するときは、あの近代演劇的でいながら江戸の風の吹いていた高座を思い出したい。
もちろん住民にご迷惑をかけないようにお歩きを。
名前 |
古今亭志ん朝旧宅 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
SECOMのシールとか監視カメラとかが付いていて、とてもゆっくり見学できる感じではない。
当然、写真なんか撮れば不審者だろう。
Googleマップの「史跡」にカテゴライズされているが、案内板などはなく、公共性を感じないプライベート空間と言った印象。
偉人の旧宅どうのこうの以前に普通に誰かが住んでいる人の家。
正直、立ち止まってじろじろと見るものではないと思う。