名前 |
弁財島 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
4.5 |
大和絵や曼荼羅に出てくる、そのまるでご飯を高く盛ったようなこんもりとした植栽の、理想的な島そのものの姿には驚胆。
そんなのは実際は「絵空事」と思っていたが、本当にあるのであり、そしてその島々の奥には、対岸の尾鷲の山なみが屏風のように聳え立ち、そして外洋へと導かれる水道も遠く山並み、島影に閉ざされては朧ろに果てを知らず、実にゆかしい。
いつまでも佇んで眺めていたいところである。
浜辺はきちんと整備されてあるが、しかし入り口がどこだか分からず、おそらく私人の田んぼのあぜ道を伝って行ったのは恥ずかしいし、迷惑なことであったろう。