毎年11月の上旬の2日間限定公開です。
年に2日の開放ですね。
江戸時代の建物と庭です。
桂家は毛利一門六家の次席、右田毛利の家老級の重臣(大臣通)でした。
この武家の庭は、月の桂の庭,と呼ばれ、知る人ぞ知る見事な石庭です。
ある意味、京都の龍安寺の石庭より勝っていると思います。
石庭に面した広間の奥にさりげなく切腹の間がありますが、当時の武門の覚悟というものが伺えます。
年に二日間(11月)に限り公開されますので、石庭と武家屋敷を堪能してください!なお、近くには右田毛利家墓所とその菩提寺の天徳寺があります。
毎年11月の上旬の2日間限定公開です。
「たびたびほうふ」で検索するか、おもてなし観光課(0835ー25ー2513)に確認したほうが良いです。
駐車場は2日間限定の日に開設されます。
家の前と近くにできると思います。
駐車場には、のぼりと人が立っているはずです。
月の桂の庭の料金は500円ぐらいです。
説明を聞きながら庭を見るのも良いですが、建物を見て欲しいです。
裏の倉庫には絵画もあります。
毛利家の家老の桂家の庭です、秋には月待ちの行事が行われます。
名前 |
月の桂の庭 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0835-25-2513 |
住所 |
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評価 |
4.6 |
一年に二日間のみという極めて限定的な公開ですが、二年前にも訪れ、今回は二度目の訪問です。
ほぼ一時間おきの入れ替え制で一度に15人程度の見学となります、最初に録音テープによる解説を約5分程聞いてから、ご当主による生の解説を伺います。
(前回は市のボランティアさんの解説でした)澱みなく流暢に話されるご当主のお話は、分かり易く丁寧な口調で時折ユーモアを交え、声のトーンも大き過ぎず小さ過ぎず、気持ちよく聞き入ることが出来て大変参考になりました。
お話の後に見学者からの質問にも親切丁寧にお応え頂き、他者との交流でお話をされるのが好きなお人柄だということが感じ取れました。
特に庭園の解釈のお話では、様々な庭園研究家のお話を例にとりながら、最後にお孫さんのエピソードを交え見学者全員から笑いがこぼれたことが印象的でした。
説明・解説の全体を通して、厳しい武家の暮らしの中でも、代々のご当主方はユーモアのセンスをお持ちだったんだなぁ、と感心しました。
(2018/11/11)