佐賀城跡の堀の西側に鎮座している与賀神社の南隣に伽...
日輪山 最勝王寺 延命院は、佐賀城跡の堀の西側に鎮座している与賀神社の南隣に伽藍を構える天台宗の寺院です。
当初は金剛院といいましたが、高源院(鍋島勝茂継室菊)から住僧豪賢へ延命院の号が下され改名しました。
本尊は不動明王です。
与賀神社の神宮寺として建立されましたが、江戸時代は座主として神宮坊(廃寺)とともに与賀神社の建物・土地・人(社人)を管理しました。
管理地は神社敷地のほか周辺の土地の多くも含まれました。
鍋島家の祈祷寺院のため、墓地は院関係者のみで、4代法印春海の弟子に2代藩主光茂の子・百助がなり修行していましたが若死にして墓が造られました。
佐賀の役の際、弘道館の借用を申し入れた征韓党が県に拒否されたため、延命院を事務所としました。
征韓党を、憂国党の南組に対し、「北組」と言ったり「延命院」とも言ったりしました。
本堂は鉄筋コンクリートの近代建築で、境内には十三仏・地蔵堂などがみられます。
御朱印頂きました。
平成28年12月17日参拝九州三十六不動霊場 第三十番札所御朱印あり(天台宗)
名前 |
延命院 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0952-25-0035 |
住所 |
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評価 |
3.6 |
九州三十六不動霊場30番札所です。
駐車場は道から入ったところにあります。
前の通りは一方通行なのでご注意を。