反対側の庚申坂の案内に説明が有りました。
岡本綺堂氏の『青蛙堂奇談』の中に出てくる坂。
自分としては、もっと薄暗い、怪しげな坂を想像していたんだけど、住宅街の普通の坂道。
案内板でもあれば良かったけど、坂の周辺にはなかったなぁ。
丸ノ内線車両区の下を潜って直ぐ坂に出られる。
「きりしたんざか」坂上に切支丹屋敷があったためこの名がついたとされています。
しかしこの坂は切支丹屋敷があった江戸後期には存在しておらす、明治期に新たに開削されてから「切支丹坂」と呼ばれるようになったと思われます。
本当の「切支丹坂」は『東京十五区集・本郷小石川区之部(明治36年刊)』によると現在の『庚申坂』の位置になっています。
歴史的な坂です。
遠藤周作の「沈黙」の舞台となっているエリアで、坂上のマンションには敷地の発掘調査結果が看板になっています。
この敷地内のお墓が外国人宣教師と門番のものであることが証明された、とニュースになっていました。
江戸時代の武家屋敷街、今は住宅地になっています。
名前 |
切支丹坂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
反対側の庚申坂の案内に説明が有りました。
階段でキツかったー。