名前 |
九千坊河童の碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
平成29年6月10日訪問九州を統べる河童の親分の碑九千坊(クセンボウ)は熊本の筑後川に棲んでいた河童(カッパ)の親分。
東に関八州・利根川の禰々子(ネネコ)という河童の女親分がいるとすれば、西には九州・筑後川の九千坊ありと謳われるほどの大親分。
もともとは中国の黄河に棲んでいた河童の首領で、仁徳天皇の時代(すなわち3世紀から4世紀にかけての古墳時代)に一族を引き連れて海原を渡ってやって来た。
そして熊本の八代に辿り着いたという。
そして球磨川に棲みつき、九州一帯に勢力を広げ、その子分は九千匹にも及んだという。
このため、九千坊と呼ばれるようになったのである。