名前 |
泰山石敢當 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
3.0 |
町指定有形民俗文化財西銘公民館から上江洲家住宅(国指定重要文化財)の間にあるが、視線より高いため見落としがち。
集落の中にある。
高さが約1.2mで、前側の中央に「泰山石敢當」、右上に「雍正(ようぜい)十一揆丑」(1733)、左に「八月吉日」と刻まれている。
「石敢當」に年号が刻まれるのは珍しいが、その中にあって日本では二番目に古く、県内では年代が記されたものでは最古のものである。
石敢當は、14世紀後半に中国からもたらされた除災招福の石柱で、主に屋敷に突き当たる場所(丁字路、十字路)に建てられる。
年号が刻まれ、「泰山石敢當」が設置された年代が把握できる貴重な資料である。