天橋立のパワースポットのひとつです。
成相山や近辺から掘り出された石仏や五輪塔などを集めて祀ったもの。
さまざまな様式のものがあり興味深い。
「千体地蔵」とは言うが風化が進んでいて儀軌が分からず、必ずしも「地蔵菩薩」とは限らないだろう。
観音菩薩や薬師如来、ふたりの仏様らしき人型が彫られたものは四国八十八ヶ所霊場の御本尊と弘法大師かもしれない。
ここだけじゃなく、古い石仏、五輪塔、宝篋印塔の部材などはこの近辺ではあちこちに見受けられる。
とくに成相寺への古い参道沿いの路傍には無造作に五輪塔のてっぺんの丸石が転がっていたり。
中世から近世にかけていかに成相寺が人々からあつく信仰されていたかがよくわかる、その証拠。
天橋立のパワースポットのひとつです。
成相山の下より発掘された一千体の地蔵群です。
この地蔵群の特徴として、石仏・石塔・板碑という種類の彫像が寄り集まっており、特に舟形光背形の地蔵像が多く、板碑に数えられるものは130基以上あるとされています。
また、板碑の彫成時期は戦国期から近世初期にかけてのものが多いそうです。
一見不気味なスポットですが、よく見てみれば面白い発見があるかもしれません。
ちなみに千躰地蔵へ続く道はやや険しい山道になっているので、夏場は害虫などに注意する必要があり、鹿にも遭遇しましたのでさらなる注意が必要です。
名前 |
千躰地蔵 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.8 |
年末年始に積もった雪が30㎝はある中、除雪作業の雪山もあり行き止まりを強行突破(ここまで来たので)^^; ①m幅の林道/獣道を歩くと、防獣 フェンスがあり右へ上る事20mに在りましたが・・・時間だけはかかりました。
多くの御地蔵様がきれいに並べられてました・・・が雪で半分以上は姿をみることが出来ませんでした。
雪で足をとられながら見た「千躰地蔵」様たちは昔からの色々な想いを込めて彫られたのだと思うと「心が温かくなりますね」簡単には造れないですし願いを込めて彫られた御地蔵様や五輪塔などまだまだ地中に眠っているのもあるでしょうから・・・・パワースポットというよりも昔の方々の「気持ち」を感じ取れる場所だと思います。