住宅街にひっそりとたたずむ小さな社です。
源頼朝が、安房から鎌倉に向かって進軍する途中、君塚白幡神社で休憩した。
そのとき、日本武尊を祀る神社と知り、武運長久を祈り白幡を奉納。
将来に不安を覚えていたとき、千葉氏出迎えの兵200騎がこちらに向かうと知り、当時、すぐそばにあった塚に登り確認した。
すると、確かに出迎えの騎馬が遠くに見えたので、安堵した。
この故事に因み「喜び見る塚」=「喜見塚」と村の名を改めた。
また、頼朝が白旗を献じたことに因み「白幡神社」と称するようになった。
「喜見塚」は「武の郷君塚」となり、現在の君塚に至った。
神社に伝わっていた頼朝由来の白幡と矢は、文政6年(1826)製塩の大火の際に社が類焼し消失。
「武の郷」の由来は、日本武尊がこの地を訪れたとき塚に杖を立てたという故事に基づく。
古来、神社は「武の塚神」(タケノツカガミ)と尊崇され、村の名は「武の郷」(タケノゴウ)であった。
(青柳至彦『いちはら 歴史の散歩道』平成24年10月、pp.51より)以下、上総国町村誌(明治22年)より治承4年、鎌倉を目指し進軍中の源頼朝は、この地で千葉介常胤を見て大いに喜び、それに因んで喜見塚を造った。
また、武松郷と称した。
明治初期、戸数87 人口511 荷車2 荷舶漁舟27 段別83町2段17歩地税521円10銭8厘氏神 稲荷神社 寺光時山明光寺(真言宗)
私が迷子になった時に会った神社で未だに御参り行かせて頂きますお祭りでは賑やかで子供会や地区が一体で守ってます(●︎´▽︎`●︎)
住宅街にひっそりとたたずむ小さな社です。
地元の方の手入れが行き届いているので、小綺麗です。
名前 |
君塚白幡神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
こぢんまりした地元の神社。
適度に時代のついた殿舎に風情がある。