一説によると刑罰に関係した場所らしい。
2020年12月26日土曜日久々の参拝。
ここのお地蔵さまたちは雨ざらしですが、晴れた日には近くの公園からお子ちゃまたちの笑い声が聞こえてきます。
なんと幸せなお地蔵さまたちでしょうか。
まさに癒しのスポット!パワースポットではありませんからね。
パワースポット・マニアにここに参拝してもなあーにもありませんよ、余談ですが。
大塚地蔵尊は子育て地蔵としてしたしまれている仏像群で、その歴史は古く戦国時代まで遡ります。
文字塔、地蔵、大日如来像、観音像のどれもが1600年代のもので、当時の里人が豊作を祈り、二世安楽の祈願を込めて造立して、連綿と供養をつづけられ現代に至ります。
もともと大塚辻町(大塚5丁目9番池)にありましたが、先の大戦で被災し大塚公園へ移されました。
ところどころが欠けていたり、本体そのものがなく台座だけのものもありますが、今も大切に管理され、供物の生花も枯らすことなくお供えされています。
名前 |
大塚地蔵尊 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
3.9 |
解説板の「往時の里人の〜今日に及んでいる···」という言葉の通りこうした「時間」を感じられるものが、何気ない公共の場に在ることは大変尊いことのだと思います。
すぐ向いのキノコ型屋根のベンチと合わせて気持の良い空間になっています。