名前 |
八坂神社(天王様) |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
3.3 |
毎年七月二十五・六日の両日に行われる八坂神社祇園祭礼当日、社前の仮設舞台で奉納される舞が「しいかご舞」である。
この神事の始まりは不詳だが、使用される猿の面の箱書きに天明元年(一七八一)の年号があるところから、江戸中期からと推定される。
舞は氏子三町(本町・新町・仲町)から選 ばれた若衆が、猿・獅子・鹿などの面をつけ、 笛の調子に合わせ、足を踏み鳴らして身振り手振りで踊るきわめて素朴な である。
三方に太縄を張った十数メートルの大柱 (津久舞柱)に猿面をつけた年番町の若衆が登り、取り付けられた扇を落として終わりとなる。
これは、豊作・悪病退散・子孫繁栄の願いを込めた、農民の神への奉仕である。
八坂神社は寛永年間(一六二四~一六四五) に祀られたと言われ、祭礼当日は三町の山車が引き回され、毎年多くの観客で賑わう。
【現地案内板より抜粋】旧多古町市街地の中心部にあります。
祭事以外の時は、ひっそりしています。