酷道好きなら絶対に通るべき場所の1つ。
世界でも数例しかない珍しい工法で造られた橋を、人通りもないのでゆっくり堪能できる場所です。
一度は訪れてみてください。
新丸山ダムが完成するとダム湖に消え去る運命の橋。
しかも世界的に見てもわずか5例、日本ではこの橋だけという貴重な構造を持つ独特の橋。
いまのうちにぜひ見ておきたいと思い、2022年10月に訪問しました。
旅足橋は国道418号線の旧道上にありますが、現在はバイパスができているため、一般車はほとんど入ってきません。
それでも、新ダム工事関連の車両が行き来しているせいか、道自体は特に荒れているわけではないので、工事が休みの日(土日?)を狙っていけば、橋まではクルマで簡単にアプローチできます。
橋は「フロリアノポリス橋」という形式で、吊り橋の中央部ワイヤーケーブルがトラス補剛の上弦材を兼ねているという非常に珍しい形状をしています。
新ダムが完成して湛水が始まる前には撤去されてしまうと思いますので、興味のある方は早めに訪問されることをおすすめします。
国道418号(旧道)にある、赤い吊橋です。
丸山ダムの 新規工事のため平日は入れませんが休日は規制がないため橋の所まで車で行くことができます。
バイパスの新旅足橋の完成以前は八百津町民の生活道路として利用されていた見たいですが、 外見はかなりボロボロでした。
近い将来丸山ダムがかさ上げにより新丸山ダムになると水位が上がり、洪水時には水没する可能性が増大する。
そのため、橋の保存に向けてさまざまな検討がされているそうです。
つり橋の構造は、デビッド・スタインマン (David B.Steinman) が考案したもので、同種の構造を持つものは世界で5つしか架設されておらず、日本ではこの旅足橋が唯一だそうです。
この橋を越えてさらに奥に行くとだんだんと道が狭くなり 夜走ると怖さ覚えます でも 418号線のバイパスまで一応通じてたのでほっとしました。
新旅足橋に立ち寄ったついでに、古いほうの旅足橋に、足をのばしてみました!心霊スポットと聞いていたので到着するまで本当に橋があるのか半信半疑で 汗をかきながら進みました。
車1台やっとの山の中の道で すれ違い場所も少なめです。
国道418号線から車で10分ほどの道のりでした。
新旅足橋からは車で15分ほど。
昭和29年にかけられたサビサビの味わいある赤い橋とダム湖のコントラストがキレイな眺めでした。
八百津町の国道418号現道の橋。
両側どちらから見ても、とても美しい橋でした。
昭和29年竣工。
日本に1つしかない形式の橋らしいです。
旅足橋(たびそこばし)と読みます。
日本でここしか見られない構造、また新丸山ダムが完成するとダム湖に沈むかもしれない橋ということで訪問しました。
木曽川上流から丸山ダム方面に抜ける途中にありますが、対向車とのすれ違いができない部分もあるなど道は基本狭いです。
ケーブルが橋の手前から張られており、面白い構造になっています。
昭和29年に架けられた橋ということもあり、ケーブルやトラス部分も年期を感じます。
素晴らしい景色です。
非常に珍しい構造の、ケーブル+トラス構造の橋です。
近代日本橋梁史的にも貴重な橋と思われます。
晴れた日に訪れると空の青と木曽川の緑 (碧) に橋の赤が映えてなかなかの景観地です。
新丸山ダムが完成すると水没する可能性がありますので、現状を観察したい方は早めに訪問されることをお勧めします。
日本で唯一の構造をもつ橋。
愛でましょう。
デビッド・スタインマンが考案した補鋼トラスをケーブルで直接吊る構造で、世界で5つしか架設されておらず、日本ではコレのみ。
1954年(昭和29年)8月竣工、全長114m・幅4.5m。
酷道好きなら絶対に通るべき場所の1つ。
素晴らしい橋です。
東側に説明板が設置されています。
恵那方面へは、もう少しだけ進めますが、いわゆる朝鮮トンネルまでは行けないので注意。
※2018年12月追記。
丸山ダム側からは、連続工事規制で進入出来なくなっています。
週末に一時解除されている事もありますが、間違いないのは上流側から来る事です。
言い換えると、旅足橋までしか行けないので、Uターンして戻るしかありません。
旧道へのアプローチは、快走路である丸山バイパス添いにある集落、峰のバス停から南に分岐して旧道まで降りて行く形になり、非常にわかりにくいので、注意して下さい。
名前 |
旅足橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.6 |
新丸山ダム建設に伴う工事で通行止めが続いていましたが、2023/7/30に3度目の挑戦で工事がお休みのタイミングと重なり訪れることができました。
片手で数えられるほどしか作られなかった貴重な形式の橋はこのまま失われてしまうのでしょうか。
離合箇所がとても少ない激狭道を行くことになりますので、訪れる方はご注意を。