小幡河内守の氏神稲荷をもとにする。
約五百年前、この地を納めていた蒲生氏郷氏の家臣である田中館の主、小幡河内守の氏神稲荷をもとにする。
京都伏見の流れを汲み、京都より正一位の神位の許しを得て「正一位田中稲荷大明神」となっている。
現在地には、山王化川原に流れ着いたという「山王権現」が祀ってあったが、文政三年(1820)に「山王権現」を現在の高木寺前の日吉神社に移した跡地に田中館近くから田中稲荷を遷宮したといわれている。
田中稲荷の鳥居の右横に小さな祠がま売られているが、それは「お室」と呼ばれており、神の使いである狐の住み家と言われている。
また、田中館近くにあった元のお稲荷様の場所まで地下道が通じているとの伝承も残っている。
ご利益としては、五穀豊穣・商売繁盛・学問成就。
名前 |
正一位田中稲荷神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.0 |
静かで厳かな場所です。