古い彫刻、昼尚暗い鬱蒼とした森。
四倉だるま市。
その昔、磯見館という城のあった山に、北辰妙見尊はある。
苔生す石段は広葉樹林に包まれ、吹く風は涼しい。
石段脇の崖には、いくつか横穴が掘られ、祠として祀られているものがあり、嘗ての信仰が窺われる。
妙見尊の御堂は古く、規模はさほどではないが、その建築技術は高い。
境内の奥からは、石段とは反対側に抜ける裏参道がある。
これがまた未舗装の下り坂で、往時が偲ばれる。
子供の冒険心をくすぐる下り坂である。
毎年1月8日には妙見尊ダルマ市が催され、遠近よりダルマを買い求める人々が数多来訪する。
手入れはされていないようですが建物は結構手が込んだ作りです。
お堂の彫刻が素晴らしい。
名前 |
北辰妙見尊 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
古い彫刻、昼尚暗い鬱蒼とした森。