本堂左側に2基の芭蕉句碑が立っている。
幼稚園併設。
聖眼寺(しょうげんじ)。
真宗高田派の寺院。
境内に松葉塚という、芭蕉句碑があります。
豊川に面する豊橋市下地町に〔聖眼寺〕があり、本堂左側に2基の芭蕉句碑が立っている。
松葉を焚いて手拭いあふる寒さ哉 (古碑=松葉塚) こを焼て手拭いあふる寒さ哉 (新碑) こ(=ご)は、松の枯落葉のことを愛知ではこう呼び、燃料にする。
山門の前に標石(宝暦4年、1754建立)があって、寺内に松葉塚があることを示している。
古碑は、芭蕉没後50年忌を記念して建てられたという。
一方、新碑は昭和6年の建立。
両碑とも昭和20年に戦災にあって劣化が進んでいる。
〔松葉と焚いて・・〕は、貞享4年(1687)、芭蕉が、愛弟子・杜国を保美(現在の田原市保美町)に訪ねる途中、聖眼寺に立ち寄った際に、詠んだ句とされる(⇒豊橋市 湊神明社の句碑)。
名前 |
聖眼寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0532-52-5449 |
住所 |
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評価 |
3.7 |
芭蕉の句碑で有名です。
しかしながら句碑は空襲などで痛んで、拓本禁止だそうです。
お寺の奥様かな、枯葉などを集められておりましたので、塚を見せてくださいと一言言うと、はいどうぞと、明るくお返事をいただきました。
じっくり見させていただき、ありがたかったです。
観光施設でなく宗教施設でありますので、中立の星三つにさせていただきます。