かつ落ち着いた雰囲気が好きです。
一本釣りならばAmazonがあるので事足りる。
だがこの書店では、一期一会の素晴らしい出会いがある事が、替えの効かない魅力なのです。
これからも幾多の巡り合いに胸を弾ませ、息子と共に通わせて頂こうと思います。
貴重な店。
大昔(20年以上前)学生の頃、熊本市内で古書店といえば専ら郷土史か古典籍の扱いが主(それはそれで意義あることだが)で、その他分野は余技といった印象だった。
通っていた大学の近くにあった佳い店も、大学そばでさえ実店舗での経営がなかなか成り立たず、店を畳まれて地元でネット販売を主体に。
面白い古書店があることは、その街の表情を成す一要素であると常日頃思っていて、旅先でそういう店に出会うたびに、熊本にもそういうお店があれば、と思っていたものだった。
開店されて間もなく、通りかかって見つけたときはたいへん嬉しかったのを覚えている。
人文系の学術書、マンガ、詩集、古雑誌などなど、ここで出逢った面白いものは数えきれないくらいある。
店主は良くも悪くも愛想を振り撒くタイプではなく、ゆえにこのマップのレビューでもそれを詰られてはいるが(笑)、あの店の佇まいで賑々しい雰囲気を醸されてもかえって困惑する。
店主、客共に良い意味で「お構いなく」という風情で、じっくり棚を眺め、会計の際にたまにひと言、ふた言という距離感が個人的にはちょうどいい。
実店舗の存続は容易ではないと思うが、末永く続いてほしい店のひとつである。
上通りは3店舗古本屋が隣接してるけど個人的に1番好みなのはここ。
特に芸術書はドンピシャ。
お金の許す限り買いたいものがたくさん笑 古本屋なのでもちろん価格もリーズナブル。
漫画なんかの古本も丁寧に包装してあって管理が行き届いてます。
次行く時は何が入ってるか楽しみです。
一言で言うと古書を中心としたおもちゃ箱のような楽しいお店です。
直ぐ近くの歴史の長い古書店「河島書店」が歴史書や文学等の伝統的な古書を中心に扱っているのに対し、こちらのお店はカルチャー系を充実させて、少し本流を外した面白い品ぞろえです。
両店をはしごするのは楽しい時間です。
名前 |
古書汽水社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
096-288-0315 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.4 |
オシャレ。
郷土誌少々