名前 |
ほんだ |
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ジャンル |
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電話番号 |
086-222-4866 |
住所 |
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評価 |
4.4 |
立春前の厳寒期、友人と宵呑みに訪れたのは県庁脇の「ほんだ」さん、間口狭く見逃しそうな立地ですが風情ある外観でもあります。
店内は奥に長い構造、手前に座敷席・奥にカウンター席と厨房があります。
週末ですが他のお客さんはおられず、カウンター席貸切で宴の開始です!最初は茶碗蒸し、熱々なので冬の一番バッターには有り難いですね、はまぐり出汁で濃厚な味わいでした。
造りは、鯛・アワビ・サバ・ベイカ、繊細な仕上がりですね。
鯛とアワビは醤油で頂きます、引き締まった身は本来の美味さを醸し出しています。
脂ののったサバが一番好みの味わい、芋焼酎ロックが進みます。
焼き物は真魚鰹、香ばしく焼かれて身の甘みがしっかり、独特の旨味が醍醐味の魚種です。
白子は揚げ物で登場、いつもは酢の物で頂くことが多い白子、揚げても甘みはしっかりでした!。
天ぷらは盛りだくさん、オコゼはカラッと揚がって香ばしい味わい、ふきのとう・菜の花は春の先取りですね、優しい味わいでした。
小鉢には渡り蟹のほぐし身もありました^^猪のすき焼きは鉄の器で登場、地元高梁市で獲れた小型サイズの猪は煮ても身が固くならず予想以上に繊細な味わい、濃いめの味付けなので生卵に浸して頂きました。
食事は脂ののった鴨肉入にゅうめん、黄ニラも入って真冬には有り難い内容、香の物小皿には猪燻製、いい口直しになりました。
貸切状態でしたのでお酒を頂きながら大将とも歓談、岡山市内の有名懐石3店舗で修行され当店を2013年に創業、通算20年の熟練技は流石ですね、次回は初夏の旬を頂きに伺いましょう^^