春日神社境外末社紀夏井が天安二年(858年)十一月...
御祭神 大巳貴命(大国主命)川津町元郷社、春日神社境外末社紀夏井が天安二年(858年)十一月讃岐守に任じせられ善政を行ない治積大いにあがり国土が豊に成りました。
然し当時は讃岐国内の溜池水利の便が乏しかったため紀夏井自ら国中を巡視して、その様子を探った。
ある年、紀夏井は現在の飯山町川原に来て岡に上がり西南を見ると山下から清水が湧き出ていました。
里人にそこを掘らしたところ淵ができ湧き出る水は辺りに溢れた。
紀夏井は大いに喜び、その地に近江国坂本の日吉神社を勧請しようとして、その御霊代を近江より迎え角山のこの地で御休憩されました。
よってそこに祠を建て奉祀したと云われている。
世俗に当社を下の岡宮、飯山町川原の日吉神社を上の岡宮と云います。
昭和60年の瀬戸大橋陸上ルート、一般国道、坂出南インターチェンジ建設為に現在地に遷座致しました。
以上の文章は当社にある由来碑から引用させて頂きました。
名前 |
岡宮神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
社伝によると天安二(858)年、讃岐国守紀夏井が日吉神社(丸亀市飯山町)を創建した際、近江国から運ばれてきた神体を宇多津平山で川船に載せ替え、大束川を遡上したときに下川津で休息したという。
これに因んで当社の前身である祠を建てたといわれています。
ここには、大束川には川船が行き来し、川津と河口は水運で結ばれていたことを物語っています。