史跡としての価値、保守管理ともに十分!
建物内は上がれませんが入口から見ることはできます。
お庭や蔵、母屋 立派です。
観光客用トイレは有りません。
手賀沼の干拓に、江戸時代から力を尽くしてきた井上家の住宅で、名主の家だけあって賓客専用の式台玄関を持つ立派な物です。
今、駐車場がある側は裏口側なので、反対側にある豪奢な正門から入った方が、よりVIP気分を味わえるでしょう。
(笑)江戸時代の手賀沼は、今よりもずっと大きくて井上家の前に広がる田んぼは、実は元は手賀沼であり、人の手の力で美田に変えたのです。
ここまでにするには、大変な苦労があったことは想像に難くありません。
この井上家も、目の前に干拓地が広がるという立地上、水害に悩まされてきました。
そのため蔵がある場所は盛り土をして、かなり高くなっているのが分かると思います。
また外からは見えませんが、母屋や蔵は湿気が上がってこないように、床下に焼いた貝殻を湿気取りとして厚く敷き詰めてあるそうです。
屋内はちょっと痛んでいますが、つい最近まで人が生活していたので、間取りや内装は今風に改変されており、これから調査の上で江戸、あるいは明治時代の間取りに復元するのでしょうね。
そうすれば水海道市の坂野家住宅のように、ドラマ撮影やCMの名所として賑わうのではないでしょうか? ですから早めに予算をつけてくださいよ我孫子市さん(笑)坂野家住宅より東京に近いので、移動時間が節約でき十分に勝算はありますよ。
我孫子市布佐の旧家の屋敷ですが、説明も少なく、古い建物だけです。
名主の家!保存するのにお金がかかるけれど残していただきたい。
史跡としての価値、保守管理ともに十分!
手賀沼干拓、手賀沼沿いが文化人の憩いの場だったことがわかりました。
母屋は大きく立派な建物です。
蔵が何棟かありますが修復中でした。
名前 |
旧井上家住宅 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://www.city.abiko.chiba.jp/event/shiseki_bunkazai/inoueke/index.html |
評価 |
3.7 |
5年ほど前にも訪問してCAFEで美味しいコーヒーを頂きましたが、現在はお休みだった様です。
補修管理費用が掛かるので運営に苦心されていると、伺いました。
是非、後の世代に引き継いで頂きたいと、思いました。