名前 |
八劒神社 社務所 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
ここ「諏訪市小和田」の「八剱神社(やつるぎじんじゃ)」は、「諏訪大社」祭神「建御名方神(たけみなかたのかみ)」を次子にもつ「大國主神(おおくにぬしのかみ)」の異称「八千矛神(やちほこのかみ)」を主祭神に、第12代「景行天皇(けいこうてんのう)」の皇子で記紀伝説上の英雄「日本武尊(やまとたけるのみこと)」と、第15代「応神天皇(おうじんてんのう)」の諱「誉田別尊(ほむたわけのみこと)」を祀っているが、1590(天正18)年「高島城」築城にあたって、現在地に遷されているという。
初代高島藩主「諏訪頼水(すわよりみず)」(1571/元亀元年~1641/寛永18年)が、城の鎮護神社として以来、歴代藩主が「産土神(うぶすながみ)」(自分の出自との関係から生まれながらの守護神と信じる神)として崇敬の念を寄せて来たという。
現在は「小和田」地区の氏神として信仰を集めるといい、「社務所」の建物は「小和田地区公民館」を兼ねている。
江戸時代末までは「諏訪大社 上社」の五官のひとつ「権祝(ごんのほうり)」の「矢島氏」(祭神「建御名方神/たけみなかたのかみ」の御子「池生神/いけのうのかみ」後裔とされる)が神官として仕えてきたというが、現在は「手長神社」宮司が「八剱神社」宮司を兼ねているので、「手長神社」で御朱印をいただくことになる。