現在は稼働してないみたいですね。
橋は明治33年頃に竣工されたらしく、日本で最初の鉄道旋回橋であり、現存する旋回橋としては最も古いものとされる。
ただ現在は、橋桁は旋回しない。
橋の上は、山陽本線の支線である和田岬線が通過している。
和田岬線は、現在は旅客運送線であるが、もともと明治22年に開通した当初は、兵庫運河を横切る都市部から臨海部へ鉄道貨物を運搬する貨物専用線だったらしく、この辺りの運河は、水面に材木を浮かべ貯蔵する貯木場だったらしい。
材木を船舶で運ぶ時、船舶の往来のために橋桁が旋回したとされ、その光景は大変珍しいため、当時は神戸の名所となっていたそうである。
撮影時には運河の護岸工事が行われていた。
橋の周囲は工場地帯であり、今は一般人は訪れることは少ないようであるが、大変貴重な産業遺産であり、関係者に許可を頂き、撮影されて頂いた次第である。
兵庫行き103系。
材木橋か、浜っ子きらきらビーチからしか撮影できませんが歴史を感じさせる橋だなと思ってます。
以前は通行する船舶の為に稼働してたみたいですが、現在は稼働してないみたいですね。
尤も、橋の規模からして小型の船舶しか通過出来ないので稼働させても意味があるのか? とも思いますが。
そして鉄道の方も本数が少なく、日中には走行しない時間帯も有りますし……
JR兵庫駅から南西へ徒歩12分、JR和田岬線 和田岬駅から北西へ徒歩5分。
鉄道橋は運河を大型船が通る度に水路を開けなければならないので考案されたのが旋開橋。
近年「旋回橋」とも言うが本来は旋開橋。
かつてはこの兵庫運河本線には旋開橋が五つあったのだが、現存するのはこれだけ。
和田岬線 103系。
名前 |
和田旋回橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.2 |
現存する日本最古の鉄道旋回橋。
今は使用されていないが、歴史を感じる橋。