名前 |
万葉火 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
5.0 |
万葉火(まんようび)と読むそうです。
この安芸津の風早の地で万葉集に掲載された以下の歌がうたわれたことにちなみ、「万」の火文字を作ったそうです。
---風速(かざはや)の浦に舶泊(ふなどま)りの夜に作る歌二首「我がゆゑに 妹嘆くらし 風早の 浦の沖辺に 霧たなびけり」(巻15-3615)「沖つ風 いたく吹きせば 我妹子が 嘆きの霧に 飽かましものを」(巻15-3616)---毎年秋に開催される「火とグルメの祭典あきつフェスティバル」では、薪を焚いて「万文字焼き」が行われています。
その他にも年に5回(年末年始・桜の季節・東広島花火大会・お盆・祭りの際)には、火ではなく電飾で「万」の字をライトアップされています。
ちなみに、保野山(灘山)は、昔は狼煙(のろし)を上げる「火の山」だったそうで、周囲からよく見える位置にあります。