名前 |
帝釈堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
住宅地の中に溶け込んで、しっとりとお堂が佇んでいます。
お堂の前に庚申塔が祀られており、六臂青面金剛立像です。
三眼、合掌。
持物は、三叉戟、法輪、弓矢。
上方に瑞雲付き日月。
足下に踏まれる邪鬼の顔が、へのへのもへじ、のような描写で、ちょっとユーモラス。
足元左右の二鶏は、比較的、綺麗に残っています。
基台部に三猿(聞かざる、言わざる、見ざる)。
お堂の中に3基の板碑と1基の石柱碑。
目黒区教育委員会が設置した案内板によると、板碑は「奉敬礼帰命帝釈天王」(延宝八年、1680年)、「奉尊敬帰命帝釈天王」(貞享二年、1685年)、「南妙法蓮華経」+下部に帝釈天像(明治十四年、1881年)。
石柱碑は「南妙法蓮華経」(天保十三年、1842年)。
平成22年3月時点で「庚申講が地元の人々により今日でも続けられている」とのことです。
お堂の扁額には「帝釈堂」とあります。
賽銭箱には「ひし形渦巻き紋」。
さわら庚申と同様に、柴又帝釈天との繋がりが深いようです。